3月は自殺対策強化月間です
みなさん、こんにちは。

 随分プログを書いておらず、三月を迎えることになりました。三月は関東東北大震災から一年を迎える重要な節目となりますが、私どもにできることは改めて犠牲になられた方々のご冥福を祈ることしかできません。また、ささやかですが、生きるアシスト画像に希望の画像集を作らせて頂いたこと。それとリンク集にあたる「東日本大震災関連情報」をリニューアルして新たに「東日本大震災関係リンク集」を作りました。もちろん、引き続き「生きるアシストシール」a0186554_13302422.jpgの販売を続け、売上は被災地の家族を失った子ども達に寄付させて頂きます。
 私はというと10日と11日は福島県に滞在して、10日は「てつがくカフェ@ふくしま 特別編」へ参加して、現地の声を聴いたりして、11日は「3.11福島復興の誓い2012」に出席して、哀悼の意を捧げてくる予定でいます。
 さて本題に入りたいと思いますが、3月は自殺対策強化月間となります。なんでも今回は気になる方がいたらゲートキーパー(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人)になってくださいとのことですが、実際は難しいかもしれませんね。じゃあどうやればいいのとなりますが、そんなヒントがある活動をご紹介したくと思います。まず公開が始まったばかりの映画のご紹介です。夏には関東上陸の予定ですが、その名も「希望のシグナル」です。a0186554_12562744.jpgこれは全国的にも自死者が多い秋田県の自殺予防運動の最前線の記録をドキュメントにした映画です。監督は「いのちの作法」や葦牙(あしかび)等の企画制作を手がけてきた若い都鳥伸也・拓也兄弟が監督制作しています。映画では当サイトの命のリレーコラムを執筆して頂いた袴田僧侶(写真)などの取り組みなどの活動を紹介しています。ここでは住民のみなさんがゲートキーパーとなって、誰でも集まる場所を作って、気軽に専門家の方々ともつながって、早いうちに問題を摘み取ってしまい、あらゆる生きる手段(希望)をお互いに普段から準備されています。。これは地方ならではの取り組みのように思えますが、映画を最後までみて頂ければ、そうではなくて実は大切なものは私たちの中にあって、それを発揮していけるのが一番だと言っています。ネタバレになるのであえてここでは言わないので是非ご覧なって観てくださいね。
 それから先日、懇意にしている行政書士の勝佳子さんがプロデュースした企画で「自死について」というものがありました。出演はネットで自死に取り組むオキタさんと「自殺対策に取り組む僧侶の会」の平井さんや島田女性僧侶と皆さんです。勝さんのいろんなご活動の一環として、”お坊さんと話そう”という企画のひとつです。コンビニより多いお寺とそこのお坊さんをもっと身近にしたいといろんなことをやっています。実現すればお寺が集まれる場所となって、ゲートキーパーの役目を果たすことになることになりそうです。是非この機会に勝さんの「ひとなみ」のHPやオキタさんがやっている「生きテク」のサイトa0186554_1384543.jpgと「自殺対策に取り組む僧侶の会」を是非覗いてみてください。自死についての学びを体験できることでしょう。そうそう、皆さんは思いっきり泣ける場所はもっていますか?そんな場所としてお寺はどうかと島田さんが提案されていましたが、どうでしょか?ちょうど一年目を迎える被災地の方々は今でもいっぱい泣きたい時かもしれませんが、是非そんな方々のためにもそんな場所ができることを切に望んでいます。
 それから最後にもうひとつ大事な活動をご紹介します。それは自死をせざる得なかった遺族や親しかった方々へのケアをされているNPOセレニティの田口まゆさんのご活動です。どんな活動かと申しますと、詳しくはホームページを覗いて頂きたいのですが、一言でいいますと自死に対する偏見と差別を払拭したいと日々取り組まれているわけです。日本は残念ながら自殺(自死)は弱い者が社会から逃げるためにとる最後の手段なのだという思い込みがあることで、本人が亡くなっても心から泣ける状況を奪ってしまっているという、大変痛ましい現実があります。また誰も死にたいと思って自殺される方はまずいないということを改めて思い直すことだと感じています。3月17日には田口さんが主催するシンポジウム~大切な人を自死で亡くすということ~へ是非行かれてみてください。以上です。それでは私は福島へ出発いたします。お読み頂きありがとうございました。主宰者
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# by mothertoikiru | 2012-03-08 13:18 | 自殺対策強化月間
2012年を迎えて
 皆さんは無事新年を迎えることができましたでしょうか?どうぞ今年もよろしくお願い致します。
 さて、昨年はおかげさまで生きるアシスト.comをスタートすることができました。よって2011年は今後も忘れない年となることでしょう。また昨年は3.11の大地震・大津波・原発さらに新燃岳の噴火に大規模な台風被害と災害の年となり、これまた忘れてはならない年となりました。トップページの貼告でも書きましたが、生きるアシスト.comは生まれるべくして出来たサイトであり、私達の宿命かと思いましたし、そんな年に存在できたことはとても嬉しい限りです。反面、生きるアシストをしていくことがいかに難しいかと感じた年でした。生きるアシスト.comは情報サイトです。私達が目指しているのは情報インフラを整備することが大きな柱となっています。刻一刻と変わる情報を追いかけながら、皆さんの生きるアシストができる、もっとも必要な情報を届けることが使命のひとつとなっています。残念ながら、昨年はまったくできていなかったと反省しています。もちろん主宰の私自身が何が生きるアシストになるかを、まだきちんとわかっていないことがまずあげられます。さらに若干名でやっているなど、つまり能力不足があると言わざるを得ません。3.11の際は正直何をどうしてよいかもわかりませんでした。あまりにいろんなことが重なったため、現在もオーバーヒート気味です。ですがおかげで考える材料は沢山頂いたので、そのへんを整理しながらきっと昨年より生きるアシストがもっとできるものと思えています。幸いにも一年目にして、目崎雅昭氏と平松園枝氏のお二人をブレーントラスト顧問としてお迎えできたことは、今後もずっと皆さんの生きるアシストをできる大きな柱が得られたものと思っています。
 やらねばならないこと、やりたいことがいっぱいありますが、そのどれもが皆さんの生きるアシストとなれるような情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうか引き続きご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。そしていつかは誰もが雨宿りができる「ジャパンモスク」を設営できる抱負と希望を胸に2012年も一歩づつ歩んでいきます。
                2012年1月1日 生きるアシスト.com 主宰・スタッフ一同より
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# by mothertoikiru | 2012-01-01 04:28 | 2012年
震災から8か月。3つの活動に出会って
皆さん、こんにちは。
 震災から8か月も立つと、テレビ番組で特集を組むところもほとんどなく、ニュース番組で被災地の様子などをちらっと報道するだけで、いまやTPPか大阪のダブル選挙が主役で、相変わらず一方的なその報道の在り方に疑問を感じざるを得ません。そんな中で光る活動を3つほど紹介します。
 まずは都鳥伸也・拓也兄弟が監督・制作された映画「希望のシグナル」があります。詳しくは当サイトでも応援していますので、是非そちらのサイトをご覧いただきたく思いますが、先日その内部試写会があり、光栄にもご招待をうけて観ることができました。これまではメールでのやり取りのみだったので、お二人にお会いできて大変感激でした。「希望のシグナル」は秋田県の自殺対策の取り組みをドキュメンタリーにした映画ですが、まだ若干20代の都鳥兄弟が、秋田の自殺対策に取り組むそれぞれの活動に密着取材して、丁寧なナレーターのもと、淡々と映像化しています。少し冗長的な感じを持ちましたが、後でそれは大切なメッセージを届けるために必要な長さであることがわかりました。残念なことに自殺者の数だけで言えば10年以上も毎年3万人を超えています。なぜ?減らないのか都鳥兄弟は考えました。それは自殺予防ではなく生きる支援が必要で、また自死を選ばない私たちの心のゆとりと優しさを持ったつながりの大切さを映像を通して提言するに至りました。改めていのちとは何かを、二人の若者が世に問うた映画となっています。まさに日本の希望のシグナルとなるでしょう。本当に素晴らしい映画の完成です。2013年3月より秋田県を皮切りに公開上映され、全国を巡回される予定だそです。是非ご覧下さい。
 それから今度は性暴力のお話です。残念ながら日本には性暴力被害にあった時に駆け込める相談所はゼロなんですね。もちろんその被害の性格上難しい側面はありますが、先進国の中で国連で定められた「レイプクライシスセンター」がないのもお粗末な日本の現実です。被害は女性はもちろん男性にも及んでいます。先日もNHKでも被害者が出演され、その痛ましい現実は想像を絶します。女性の被害者は自らの名前を公表して、被害者支援の活動もされています。
 NPOの知人たちは被災地での性暴力を含めて、その支援と予防活動もされていますし、2047年までに性暴力をゼロにしようと活動されている女性もいます。
 しかし犯罪後の支援がまだまだ日本には不足しています。大阪のSACHIKOや愛知のハートフルステーションもありますが、いわゆる緊急性にも対応でき、性犯罪が抱える様々の問題に総合的に対応している窓口はまだ皆無なのです。そこで立ち上がったのが、先の被害者や弁護士の女性達で、現在東京を中心に各地に被害者のためのワンストップセンターを作りたいと、自らも「レイプクライシスセンターつぼみ」を立ち上げようと活動されています。理解者を得ることに苦労もあるようですが、
とても必要な性被害者の拠点作りです。是非、是非皆さんの支援が必要ですので、どうか強力な声援をお願い致します。
 最後に、当サイトのブレーントラスト顧問でもあり、サイコシンセシスの第一人者の平松園枝氏らがWill Projectがスタートしたことです。サイコシンセシスについての説明は彼女の著書『好きな自分嫌いな自分本当の自分』や『サイコシンセシスとは何か』に譲りますが(当サイトでも販売していますので、是非)平松さんは30年前にロバート・アサジオリのサイコシンセシスを紹介しており、医師をやりながらなど、啓蒙活動をされてきました。そこで今年の3月に「サイコシンセシスとは何か」が出版されましたが、すぐに3.11の震災が起こりました。彼女は震災後の日本を診ながら「しあわせにしない日本のシステム」を改めて思い、「私は、どこから来たのか?私は何者か?私はどこへ行くのか?」という根源的な問いかけをもちながら、「人間を幸せにする日本というシステムを作りたい」というビジョンを持って、10.23~Will Projectの活動を開始しました。彼女の言葉を借りますと「私たちは、命のつながりの中、宇宙の営みの中で生まれてきた、たった一人、独自の存在、でも、一方で、そのルーツは皆同じ、深いところでは皆つながっている。そのつながりを失いやすい現代社会のあり方を変えていくのも私たち自身」と言い、そのつながりを戻せるのも私達自身なのだから、その自覚によってお互いの垣根を払い、つながることでこの社会は自ずとよい方向へ導かれると考えました。それを実現してくれるのがWill Projectの活動なのです。
 いずれの活動も戦後最大の国難の中、改めて命とは何かを問いつつ、生きていく壁を取り払い、希望を作りだす、すばらしい活動です。もちろん他にもすばらしい活動はありますが、いずれもまだ誰もやられていない活動なだけに道は険しいですが、いままでにないつながりを持つ社会を作り出すことでしょう。私達の未来は私達が作るしかありませんが、改めてそんな想いを強く感じさせてくれた3つの活動をご紹介しました。
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# by mothertoikiru | 2011-11-12 01:58 | 3つの活動
情報インフラの危機
 今日は10/11で、3.11からちょうど7ヶ月目となりました。改めて哀悼の意を捧げます。めっきり涼しくなり、今年の東北の冬は早く訪れるでしょう。行方不明はいまだ3000人以上。昨日か今日の新聞では仙台石巻では避難所の全てが撤退したそうです。いずれにしろ、今年の冬の被災地は戦後最大の厳冬になることでしょう。なるべく多くの方がなんとか年が越せることを祈るばかりです。
 さて、ブログを書かない間にいろんなことがありましたが、目崎雅昭氏に続き、サイコシンセシスを日本に30年前に紹介された平松園枝さんにブレートラスト顧問にご就任頂いたり、その関係で初めてそれらの顧問の図書や生きるアシストシールを販売展示をしました。それに併せて、ようやく生きるアシスト.comのパンフレットができたことは嬉しかったですね。それから、サイトのリニューアルの予定がダメとなり、デザインの変更などをするだけで、前に進まねばならなくなってしまい、申し訳なく思っております。今後は地道にWEBのお手伝いをして頂ける方を探していきたいと思っています。しかしながら、ブレーントラスト顧問が決まり、おかげで皆さんの生きるアシストができる体制ができたことは大きかったですね。なんだか早くも今年の振り返りをしているようですね。
 ご存知のように当方は情報サイトであることが活動の根幹にありますが、ある意味では当事者や支援者が苦労されて作られた情報を使わせて頂いており、その中で行政関係で作られた情報は規模が大きく全国版で、かつ市町村レベルまで網羅している有益な情報が多いので、案外貴重で大切な情報インフラとなっています。皆さんはご存知かどうかわかりませんが、3.11以降は被災地はもちろん、原発の事故のせいで、そこから離れる人達がたくさんおり、戦後最大の国民移動が起こっています。この傾向はこれからも続くと思います。もちろん、海外も含めてですが。安心・安全を求めて、より住みやすい土地求めて、国内外へ移民して行くと思います。そんな時に役に立つのが情報です。どこへ移っても必要なのは住む場所や仕事などです。水や電気や火がないと生活できません。ちがう土地に行けば、どこにどんな所があるのか事前に知っておいたり、知ることができる情報です。今やスマホの時代となり、ネットは情報インフラの担い手の大きな役目を果たしています。、当サイトも未来?を見越してやっています。もちろんアナログの方もおり、手続きもしなければいけないため、とりあえず役所へいくことで様々な情報を手に入れることはできますが、民間の情報まではまだまだですね。特に困窮や困難を抱えて方々にとってはそういった情報はすぐに手に入るものでなければなりません。それはまったなしで、生活などがただちに破壊しかねません。ではどんな情報が必要かといいますと、DVなどで困っている方にとっては、シェルターや相談窓口であり、いじめなどであれば、学校の情報や相談場所であり、介護や育児で悩めば、相談先や施設とか、保育園・託児所、親が集まれる場所やグループがどこにあるか等々です。その中で全国の市町村レベルまでを網羅して行政関係の優秀なネット情報がありました。
 内閣府の男女共同参画から配偶者暴力相談支援センターの情報がありましたが、突然なくなりました。なくなったというのは少々語弊がありますが、要は情報がバラバラになってしまいました。見る探す側にとっては警察も女性センターも保健センターも、自分の地域を探すだけで、それらがまとまっていたので、探す手間も省けて、大変便利なツールでした。また育児・介護情報がまとまって載っていた21世紀財団が提供していたフレーフレーネットがなくなってしまったのは以前のブログでも詳しく書きました。そして、いじめについてはNICERというところが提供していたいじめ問題相談機関もしかりです。これも今年の9月までの予定でなくなる予定ですが、まだなぜか存在しています。現在も当サイトのもしも相談窓口からも見れますので、消える前に覗いて見てください。いずれも事業仕分けや震災?の影響で消えることになりましたが、生きるアシスト.comでも問い合わせて、今後は今まで以上に大切な情報インフラになるので、残して頂けるようお願いいしたり、代わりのものを作って頂けるようお願いして、新しく出来るまではそのまま公開して頂けるよう、話してきましたが、だめでした。男女共同参画部署の担当者には不審者扱いにされたりと散々でした。関係のNPOやNGOの中にはそれには頼らず、コツコツと情報をあつめ構築されていますが、上記のようなものを作るには相当な人手やお金と時間がかかりますので、現在は情報が空白というか、空洞状態になっています。このように国は頼りになりませんが、国ができることはしっかりやって頂きたいと、切に願うばかりです。
 生きるアシスト.comも出来てまもないため人手も資金もなく、上記に変わる情報を思うように提供できず、大変ご不便をおかけしていますが、私たちはどんなに時間がかかっても、皆さんがどこに移住しても必ずや生きるアシストができる情報サイトを目指し、情報インフラを構築していきたいと思っています。それには皆様からの情報協力がどうしても必要です。ご協力があれば、今の情報のインフラの危機はすこしずつ脱していきますので、どうかどうか皆様、よろしくお願いします!
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# by mothertoikiru | 2011-10-11 11:57 | 情報インフラ
お詫びと訂正
皆さん、いつもお越しいただき、誠に感謝します。
 今回は私たちからお詫びと訂正をさせて頂くために書かせていただきました。これまで私たちは「命を支える考える情報サイト」だと言ってまいりましたが、ある方からの指摘も受けたことや、ライフリンクの清水さんや、貧困ネットの湯浅さんなどのお話(直接ではありません)などを考え合わせたところ「命を支える」の「支える」の言葉の使用をやめることに致しました。
 現在の生きるアシスト.comは情報支援サイトであり、リアルな活動はしておりません。一方でご自分の命を削りながらも、活動・実践されている方々がたくさんいらっしゃいます。3.11以降は被災地でのご活動もそうですが、福島におきましては原発を収束をするために、被爆覚悟で命を縮めるご活動されている方もおり、まさしく命を支えるという言葉にふさわしい方々です。それに比べれば私たちのやっていることは到底それらに及びません。またライフリンクの清水さんは、命を支える側がしっかりされてなくては、支えることはとても厳しいと仰っていました。残念ながら主宰者をはじめ、私たちはそれすら危ういものがあります。よって私たちは「命を支える」にはまだ未熟であることを自覚することに至り、今日を堺に「支える」言葉の使用をやめ「いのちを考える・応援する情報サイト」に訂正させて頂きます。同時にこれまで命を支えるご活動・実践されてきた皆様には深くお詫び申し上げます。
 将来におき、情報サイトの活動だけでなく、リアルな活動も共にできるようになり、皆さんから「支える」言葉の使用を解禁して頂けるようなりましたら、また使わせて頂くつもりです。それまではブレーントラスト顧問の目崎さんや、労働部門の監修の鈴木さん、これまで支持して頂いている方々のご協力を頂きながら、そして皆様のお力をお借りして、日本に住む全ての方々の生きるアシストができる、日本一の生きるアシスト.comを目指す覚悟です。
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# by mothertoikiru | 2011-09-17 00:30 | お詫びと訂正