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情報インフラの危機
 今日は10/11で、3.11からちょうど7ヶ月目となりました。改めて哀悼の意を捧げます。めっきり涼しくなり、今年の東北の冬は早く訪れるでしょう。行方不明はいまだ3000人以上。昨日か今日の新聞では仙台石巻では避難所の全てが撤退したそうです。いずれにしろ、今年の冬の被災地は戦後最大の厳冬になることでしょう。なるべく多くの方がなんとか年が越せることを祈るばかりです。
 さて、ブログを書かない間にいろんなことがありましたが、目崎雅昭氏に続き、サイコシンセシスを日本に30年前に紹介された平松園枝さんにブレートラスト顧問にご就任頂いたり、その関係で初めてそれらの顧問の図書や生きるアシストシールを販売展示をしました。それに併せて、ようやく生きるアシスト.comのパンフレットができたことは嬉しかったですね。それから、サイトのリニューアルの予定がダメとなり、デザインの変更などをするだけで、前に進まねばならなくなってしまい、申し訳なく思っております。今後は地道にWEBのお手伝いをして頂ける方を探していきたいと思っています。しかしながら、ブレーントラスト顧問が決まり、おかげで皆さんの生きるアシストができる体制ができたことは大きかったですね。なんだか早くも今年の振り返りをしているようですね。
 ご存知のように当方は情報サイトであることが活動の根幹にありますが、ある意味では当事者や支援者が苦労されて作られた情報を使わせて頂いており、その中で行政関係で作られた情報は規模が大きく全国版で、かつ市町村レベルまで網羅している有益な情報が多いので、案外貴重で大切な情報インフラとなっています。皆さんはご存知かどうかわかりませんが、3.11以降は被災地はもちろん、原発の事故のせいで、そこから離れる人達がたくさんおり、戦後最大の国民移動が起こっています。この傾向はこれからも続くと思います。もちろん、海外も含めてですが。安心・安全を求めて、より住みやすい土地求めて、国内外へ移民して行くと思います。そんな時に役に立つのが情報です。どこへ移っても必要なのは住む場所や仕事などです。水や電気や火がないと生活できません。ちがう土地に行けば、どこにどんな所があるのか事前に知っておいたり、知ることができる情報です。今やスマホの時代となり、ネットは情報インフラの担い手の大きな役目を果たしています。、当サイトも未来?を見越してやっています。もちろんアナログの方もおり、手続きもしなければいけないため、とりあえず役所へいくことで様々な情報を手に入れることはできますが、民間の情報まではまだまだですね。特に困窮や困難を抱えて方々にとってはそういった情報はすぐに手に入るものでなければなりません。それはまったなしで、生活などがただちに破壊しかねません。ではどんな情報が必要かといいますと、DVなどで困っている方にとっては、シェルターや相談窓口であり、いじめなどであれば、学校の情報や相談場所であり、介護や育児で悩めば、相談先や施設とか、保育園・託児所、親が集まれる場所やグループがどこにあるか等々です。その中で全国の市町村レベルまでを網羅して行政関係の優秀なネット情報がありました。
 内閣府の男女共同参画から配偶者暴力相談支援センターの情報がありましたが、突然なくなりました。なくなったというのは少々語弊がありますが、要は情報がバラバラになってしまいました。見る探す側にとっては警察も女性センターも保健センターも、自分の地域を探すだけで、それらがまとまっていたので、探す手間も省けて、大変便利なツールでした。また育児・介護情報がまとまって載っていた21世紀財団が提供していたフレーフレーネットがなくなってしまったのは以前のブログでも詳しく書きました。そして、いじめについてはNICERというところが提供していたいじめ問題相談機関もしかりです。これも今年の9月までの予定でなくなる予定ですが、まだなぜか存在しています。現在も当サイトのもしも相談窓口からも見れますので、消える前に覗いて見てください。いずれも事業仕分けや震災?の影響で消えることになりましたが、生きるアシスト.comでも問い合わせて、今後は今まで以上に大切な情報インフラになるので、残して頂けるようお願いいしたり、代わりのものを作って頂けるようお願いして、新しく出来るまではそのまま公開して頂けるよう、話してきましたが、だめでした。男女共同参画部署の担当者には不審者扱いにされたりと散々でした。関係のNPOやNGOの中にはそれには頼らず、コツコツと情報をあつめ構築されていますが、上記のようなものを作るには相当な人手やお金と時間がかかりますので、現在は情報が空白というか、空洞状態になっています。このように国は頼りになりませんが、国ができることはしっかりやって頂きたいと、切に願うばかりです。
 生きるアシスト.comも出来てまもないため人手も資金もなく、上記に変わる情報を思うように提供できず、大変ご不便をおかけしていますが、私たちはどんなに時間がかかっても、皆さんがどこに移住しても必ずや生きるアシストができる情報サイトを目指し、情報インフラを構築していきたいと思っています。それには皆様からの情報協力がどうしても必要です。ご協力があれば、今の情報のインフラの危機はすこしずつ脱していきますので、どうかどうか皆様、よろしくお願いします!
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by mothertoikiru | 2011-10-11 11:57 | 情報インフラ