安楽死でもなく、尊厳死でもなく
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さて、今日の話題は自殺幇助です。私も文芸春秋の11月号で知ったのですが、スイスには自殺幇助の制度があることを知り、驚きました。その内容ですが、
終末期医療により延命装置につながれ、死ぬに死ねない状況が生まれ、さまざまな問題をもたらすようになりました。医療技術の革新により「もう十分、これ以上はいらない。死にたい」と望む人がいれば、そうした人たちの望みを叶える方法が必要となります。こうした背景の中で、医師や病院は患者のリビングウィル(LW)を最大限尊重すべきだとして、それを実現させるために自殺幇助制度が誕生したのです。
その組織がスイス人対象のエグジットと、外国人が対象のディグニタスです。実際に自殺幇助を受ける会員の平均年齢は77歳。一番大きな理由は大病(主に癌)。90歳以降は老化が理由です。精神疾患が理由の場合は審査が厳しく3年くらいかかり、年間5~7人が亡くなっています。とにかく本人の判断能力があることが条件のため、アルツハイマー病の場合は難しいが、それでも年間4~5人くらいいるという。2013年は459人が亡くなった。スイス全体では年間700人近くいるが、日本人はまだいないそうである。日本人の場合、知らない人がまだ多いし、費用もばかにならないのが理由だが、そう遠くない時期にはきっと出てくるであろう。
日本は安楽死どころか、尊厳死が制度になるにはまだまだ時間がかかりそうだが、日本にも自殺幇助制度ができれば、自殺予防や防止にもなるだろう。スイスでは実際にその効果が出ているとのことだ。国が違うのでむずかしいとは思うが、日本に合った自殺幇助を検討してみるのも悪くないだろう。スイスと同じく、日本は長寿国だが、高齢化の速度が加速化している今、自殺幇助制度は希望のひとつに私は思う。皆さんはどう思いますか?
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by mothertoikiru | 2014-11-01 16:53 | 自殺幇助
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